香川県にある坐骨神経痛に強い整体の高尾です。
先日、来られた患者さん。子供さんが1歳の時(10年前)に初めてのぎっくり腰、また2年前にもう一度、そして先日3回目で当院に来院。
週の初めに痛くなってから4日経って来院されました。
身体を曲げるのも伸ばすのもできず、歩くのも痛い状態でした。
聞くと10年前に痛くなった時は早く治ったけど回数を重ねるごとに痛みが酷くなっているようです。
何が原因なんでしょうか?
骨盤
まずは骨盤の変化ですね。
妊娠を維持するために“リラキシン”というホルモンの働きで恥骨結合が緩むという事は以前記事に上げました。
産後もしばらくは一度緩んだ恥骨結合の部分は簡単には元通りにはなりません。
その緩んだ状態で動き回る事で他の場所への負担がかかる事で産後すぐ、もしくは数年後に腰痛を引き起こします。
冒頭で出てきた患者さんですが、初めて腰がぎっくり腰みたいな症状になったのは子供さんが1歳の頃で中腰のまま身体を横に捻った動作で痛くなったみたいです。
骨盤が正常な状態であれば中腰で少し捻ったくらいで腰が痛くなるわけがありません。
育児って大変ですよね~ご自身で動き回ってたんだろうな~
核家族
核家族がどうしたん?って感じですよね。
これは僕の考えですが、核家族が増える事で産後の腰痛は増えると思います。
僕の経験も踏まえてお伝えしますが、先に僕の話をしましょう。
長男ができたのは、僕がまだ大阪にいる時です。
僕の実家は香川県、嫁の実家は石川県、住んでいたのは大阪。
大阪では不安だという事で、里帰り出産をしました。産前1か月前から産後1か月後まで嫁は実家でいました。
ここで僕が言いたい事は、核家族だと周りに助けてくれる人がいる時はいいけど、助けてくれる人がいない場合は自分で全部やらないといけません。
自分でやるということは、動かないといけないです。骨盤の関節が緩いままで…
何十年か前は親と同居が多くて、助けてくれる家族も周りにいて、産後の腰痛になる人が少ないように思います。
僕が大阪で出会った患者さん7人お産していましたが、腰が痛いなんて聞いた事が無かったです。その方はご両親と同居していて家族も多かったから、色々助けがあったんだろうなぁって思います。
冒頭にお話しした患者さんですがご主人が出張が多い方で週の半分はいない事が多かったとの事、自分でなんでもこなしてたんだろうなぁって思います。
絶対ではないけど、原因の1つには入ると思います。
どうしても、動き過ぎる人は晒がおすすめです。
まとめ
産後、腰痛になるのは骨盤が原因が多く、骨盤の関節が緩いままで動き過ぎてしまうのが大きな原因になります。
この記事を読んだ人が産後腰痛にならない事を願っています。
ではまた。